@家庭医とは

家庭医って?
 家庭医(family doctor)?はじめて聞く方も多いかと思います。「先生の専門は何ですか?」と聞かれたら「あなたの専門医です」と答える家庭医もいます。つまり、地域に根ざしたあなたや家族の「かかりつけ医」です。
 欧米やアジアの多くの国では、国民のすべてがかかりつけの家庭医を持っています。実は医療生協の目指してきた地域医療の精神は、家庭医の行う家庭医療に非常に近い考え方に基づいています。日本では臓器別に専門分化する医学教育の中で軽視されていましたが、最近急速にその価値が見直され、専門教育を行う大学や研修機関も増えてきました。川崎医療生協も日本生協の家庭医研修プログラムに参加し、家庭医の育成に力を入れています。
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A家庭医療とは

家庭医療とは?
 家庭医(family doctor)?はじめて聞く方も多いかと思います。家庭医は患者さんにとって身近な存在で、赤ちゃんからお年寄りまで、年齢性別、病気の種類を問わず家族全員の健康問題に関して幅広く対応します。今回は、この家庭医によって行われる家庭医療をいくつかの分野に分けてお話しします。
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B家庭医療の専門性

「先生の専門は何ですか?」
 家庭医をやっているとよく、「先生の専門は何ですか?」と聞かれます。「とりえのないよろず相談医ですよ。」と答えます。
 家庭医は臓器別の専門医とは何が違うのでしょうか? 家庭医は世界中のありとあらゆるところにいます。そこではみんな違う医療を行っているかもしれません。たとえばDrコトーは往診して、お産もやるし、手術もやります。私は川崎北部ですから、お産はやりませんが、グループホームへの往診もするし、多くの企業健診をします。
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Cかかりつけ機能

「麻生さん(50才)のケース」
家庭医は最も身近なかかりつけ医としての機能を持っています。皆さんはかかりつけ医に何を望みますか。
家庭医の川崎医師は麻生さん(50才)一家を長年診ています。麻生さんのお父さんは脳梗塞後遺症で川崎医師が訪問診療を行っています。麻生さんと娘はときどき風邪を引くぐらいで元気、妻は軽い高脂血症で通院中です。
ある時麻生さんは健診時に異常がありその後精密検査で膵臓ガンが見つかりました。病院にかかりましたが思いの外に病状は進行しており手術はできないと言われ大変なショックを受けました。麻生さん家族は川崎医師にどうしたらいいものか相談しました。川崎医師は相談に乗りながら、セカンドオピニオン外来やホスピスの見学を紹介しました。
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D女性家庭医として

「女性医師として、また、母として」
 私は、女性医師として、また、母として二足のわらじを履いてやってきました。診療中に保育園から電話がかかってくることもたびたびでした。患者さんや職場のみんなの温かい理解に助けられてやってこられたと感謝の気持ちでいっぱいです。子育てを通じて、地域社会で生きる一つの家族としての様々な経験(保育園・PTA・街のおまつり・親仲間との交流など)ができたことは家庭医としても大きな糧になっています。
 人生のあらゆる経験が様々な患者さんの生活を理解し病気を理解することに役立つからです。
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E在宅医療

「あなたは自分の最期の場所としてどこを想像しますか?」
 私の祖父は病気知らずで生きていましたが、その最期はなじみのない病院でした。家で看取ってくれる医師がいなかったからです。このことが、私が医師・家庭医になろうと思ったきっかけでもあります。在宅医療は、多くはお年寄りがその対象となります。
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