当院では、子宮頸がん検診の予防および発見に積極的に取り組んでいます。子宮頸がんはとくに20代後半頃から増加するがんであり、予防と検診により救われる命があります。

予防接種、子宮頸がん検診は、第2・3火曜日午後、第1木曜日午後の専用枠で行えます。その他の曜日でも実施は可能ですが、一般外来と並行して行うため、待ち時間が発生する可能性があります。

<10代からできること - HPVワクチンで感染予防>

子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)です。HPVワクチンの接種により、子宮頸がんの原因となるHPV感染の約90%を予防することができます。当院では原則シルガード9を使用しており、2~3回の接種が必要です。

定期接種(無料)
  • 小学校6年~高校1年生相当の女の子
キャッチアップ(無料)
  • 1997年度~2008年度生まれの女性で2025年3月末までに1回目を接種した方
  • 2026年3月末まで2回目、3回目を公費で接種可能
自費接種
  • 上記に当てはまらない方(定期接種の年齢を過ぎていても、医師との相談の上で接種を検討することが勧められます)

<20代からできること - 検診で早期発見>

ヒトパピローマウイルスは種類が多く、ワクチンで予防できない稀なタイプも存在します。そのため、予防接種をしていても、20歳を過ぎたら2年に1回の子宮頸がん検診が重要です。

※当院では、すべて女性医師・看護師が担当しています。

川崎市がん検診
  • 市内在住の20歳以上の女性
  • 2年に1回
  • 料金:1,000円(税込)
自費検診
  • 川崎市以外に在住の方
  • 1年に1回の検診をご希望の方
  • 料金:3,300円(税込)
子宮頸がん予防ポスター